暖かくなる家・ならない家
   建てるなら高断熱住宅


この絵はどちらも新築した家で、初めて冬を迎えた時の室内環境を表現したものです。
上は断熱性能や暖房設備を計画して建築した家です。寒い部屋や冷たい場所がありません。
下は上と同じような建材機器を使ったのですが、暖かいのは暖房機器がある部屋だけです。
もし、暖房費がほとんど変わらなかったら、そして設備にもたいしてお金がかからなかったら、あなたはどちらの家を建築したいと考えますか?たいていの人は上の家にしたいと考えますよね。実はこんな家が今なら、難しくなくできる時代になりました。


開かれた民間技術開発集団 「新住協」

「新住協」といっても皆さんには、全く馴染みがないと思います。
正式名称は「新木造住宅技術研究協議会」といいます。
新住協は、全国の工務店、設計事務所、建材メーカー、建材販売店、大学や公共の研究機関が参加し、運営されています。
住まいづくりの実践現場と研究機関とが交わり生きた情報を交換しあうことで、革新的な住宅技術を開発してきました。
そして、その技術を独り占めすることなく、お互いに分かち合うことで、より安価で高品質な汎用技術へと育ててきました。

私たち新住協の会員は
『良質な住宅が誰にでも求められるように』をモットーに
最新の技術や住宅情報を学び技術研究にがんばっています。

新木造住宅技術研究協議会HP
http://www.shinjukyo.gr.jp/



新住協の取り組みと工法をご紹介

私たちがこれまでに成し遂げてきたことを一言で言えば、「住まいの熱性能を飛躍的に向上させた」ということです。具体的には、下記のように在来木造工法を高断熱・高気密化させるための改良工法を完成させました。この工法は、「新在来木造構法」と名付けられ、現在普及している高断熱・高気密住宅の原型となっています。私たちはさらに、この工法を含む色々な工法の改良に取り組んでいます。

◆これまでの住宅の構造
これまでの在来木造工法の欠点は、構造的に気密化が難しく、壁内を自由に空気が移動するために、断熱材の性能が十分に発揮されないばかりか、結露を生じ木材を腐らせ、住宅の寿命を短くしていたことにあります。

◆新在来木造構法
在来木造の工法を変えず、壁内の気流を止め、断熱材の性能を100%発揮でき、機密・防湿シートと通気層等の採用により、熱・水蒸気を科学的にコントロールし、結露せず木材の腐らない工法を完成させました。



工法の改良で「家そのもの」を大きく変えました

こうした工法の改良は、単に「住宅の快適性を向上させた」だけではなく「家そのもの」を大きく変化させることになりました。たとえば、次のようなことが実現することになりました。

◆夏涼しく、冬暖かい、一年中快適な住環境
冬は室内の熱は外に逃げにくく、逆に夏は外の暑さが室内に入りにくい構造は、日本中各地で、地域、風土に合ったデザインで、一年中快適な住環境を創り出します。

◆低エネルギーで全室暖房
今まで使っている一部屋用の暖房機器で、全室暖房を実現します。しかも、暖房費は今までと変わりません。

◆クーラーにあまり頼らない家
夏は、北海道や東北地方では、クーラーのいらない涼しい家が、十分実現できます。暑い地方でも、クーラー1〜2台で全室冷房も可能です。

◆吹き抜け空間など、開放的な空間も自由自在
吹き抜けのある大きな空間でも寒さを感じない快適な環境になります。住宅デザインの自由度が大きく広がりました。

◆ダニ・カビの繁殖しづらい衛生的な環境
ダニ・カビは湿気の多いじめじめした環境で繁殖します。一年中カラッとした快適な環境は、ダニ・カビを一掃し、色々なアレルギーをもつ人にとって画期的な環境改善となります。

◆防腐剤に頼らず、木材が長持ちする100年住宅の構造
熱や水蒸気を科学的にコントロールし、住宅内部での結露を一掃できました。結果として、木材が腐らず、50〜100年の寿命の構造となりました。

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